8町目【学芸大学駅近くで牡蠣を食べてみた。】
※2月の話です!!!
寒い……
雪こそ降らないにしろ、今年の東京も寒い。
寒いとオシャレできるなんて思ってた若かりし頃もあるが、シャツ1枚でも洒落てる奴は洒落ている。
おしゃれって何だろう。俺はお洒落とかけ離れているけど好きな服しか着ない。
大学生くらいの子を見ているとサイボーグばりに同じ格好。
しかも皆お洒落でカッケー!かわいい!
いいんだけど、人の真似ばっかしてると一人になった時焦っちゃうぞ!
寒空に17時の音楽がなる。
諸行無常の響きあり。
2号が何かご馳走してくれるというので、学芸大学駅にちょっくら足を伸ばしてみた
土地勘は無い。知り合いもいない。
食欲は……ある。
ほぉ。
なんか高そうなお店ですけど。
大丈夫なんでしょうか、2号よ。
1号も薄給の身。サポートにも限界が。
そもそも何のお店なんでしょうか。
暖簾が良い感じじゃないの。
魚あるかな、焼き鳥かな、割烹居酒屋とかも良いね。
まぁ良いか、2号の目に狂いがあった事など無いのだから。
邪魔するよーなんて軽い気持ちで暖簾をくぐるけど、知らないお店だし緊張するから先頭は2号にしよう。
そうしよう。
予約してたみたいでサクッと席に案内される。
店の中に入ると、入り口は京都の漬物屋みたいな感じで奥に進むとテーブル席。
右奥はオープンキッチンになっていて魚が見える。
なんか期待しちゃうね。
バンドマンっぽいキッチンスタッフとホールスタッフのお兄さん。
益々良い感じ。
まずはお飲み物から~なんてパパっと決めたいね。
取り敢えずビールで。
おっ
スタウトとかクラフトビールとかあるじゃん!
良いお店の予感。
店員さんがフードのメニューを持ってきてくれた。
『当店は牡蠣と天板焼きをメインとしております。ごにょごにょ』
!!!!!!!!!
牡蠣ですか、何という素晴らしいチョイス。
流石の2号。
『今日は好きなだけ牡蠣食べてね。』
何という豪胆さ。
まずはサクッと出てくる本日の前菜盛り合わせ。
これで¥500は中々コスパ良いんじゃないの。
ハムは普通のハムだったけど、野菜がとっても美味しい!
写真に載ってないけど2種類のパンがあって、そいつも美味かった。
あれ、何であんなに美味いんだろうか。
オリーブオイルが上等なのかな。
そして早速『奴』が来る。
う、美しい。
何という美味そうな牡蠣。
右がフレッシュで左はヴァポーレという物らしい。
ヴァポーレはフレンチの技法で1回火を通して冷製にするらしい。
ここだけの話、両方マジでうまい。
内緒だぜ。
店員にシャバ僧だと思われたくないから、へぇ~これが御宅の牡蠣ですか。
中々美味しいじゃないの。的なセレブマダムヨロシクな態度で過ごしていたつもり。
悟られてはいけない。
絶対にね。
だって、まだ一品目なんだから。
ヨーロッパやアイルランドを思い出す2人。
ビールはスタウト一択だったかも知れない。
そこは唯一の判断ミス。
まーミスなんか屁に思えた。
顔で笑って心で泣いたね。
美味いんだもん。
お次は蒸牡蠣。
でっけー!そして美味い。
まだまだ行くぜ、牡蠣フライ!
悶絶した。
牡蠣の燻製が襲ってきた。
スモーキーそしてバカ美味い。
1号はおすすめのレモンサワーを。
少し甘いけど、めっちゃ爽やかで美味しい!
なんか日本酒とかもね、飲んじゃおうって。
なんだったかな、この感覚。
そう、酩酊。
ALPHAとか仰られるんですか。
申し訳ありませんでした、存じ上げておりませんで。
美味ーーい!
カチョカバロチーズの鉄板焼き。
チーズ本来の味がグッと染み渡り、コレがまた美味しいのなんの。
最後はエビとイカの炒めもの。
どれもこれも美味しかった。
おなか一杯なった。
いいお店。
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131702/13201392/
聞いた話じゃ2号はクーポンをうまく使って10000円を3000円くらいで会計したらしい。
すげーな流石2号。
さて帰ろう。
もっかい暖簾を見たら牡蠣を象った紋様だった。
雪が降りそうな程寒くなってきた。
本日の出費
新宿⇆学芸大学 ¥660(1人)
飲食代 ¥1500(1人)
2号の財テクで恐ろしく安く上がった!!!