【ぽんこつレシピ】1品目 : GWとパンガンと岡田ジャパンとカレー
4月も終わり明日から5月。
というかGW真っ只中。
いいね。
なぜかこの時期は旅をしたくなる。
まーいつもなんだけどね。
あと、ビーチでゴロゴロしながらビールも飲みたいし、無性にサッカーの代表戦が観たくなる。
ビーチでゴロゴロってのは本当に良い。
ちょっと前に2号と東南アジアの島に行った。
昔みたいに長期って訳にはいかないけど1週間くらい。
ちょっとぬるいビールを横になりながら飲んだりして気づいたら夕方になっちゃってんじゃん!みたいなね。
そんな自堕落な放浪してたのが7年前。
日本が南アフリカで死闘を繰り広げていた時よ。
俺はバラナシでオランダ戦を観戦していた。
堕落の限りを楽しんでいたんだけど、サッカーは真剣に見てた。随分とイカれてたとは思うけどそれなりに真剣に。
近くにいた同じような日本人の友達と軽い、薄っぺらい、ヨーグルトの上澄みくらいの薄っぺらいサッカー談義をしていた。
え、お前もサッカーやってたの?俺?
俺はまぁ少年サッカーなんだけどね、ガハハ。
って感じでハーフタイム。
スコアレスでヒヤヒヤしつつも圧倒的にやられてる感じもしない。
これは大金星が生で見れるんじゃないかとワクワクしていた。
で、後半に惜しくも1点取られてさ。
ヤベーなこれ、今夜のカレーは香辛料たくさんで健闘でも称えるべって思ったら日本が死ぬ気で追い上げてテンションバカ上がる訳よ、え?諦めてたの俺等じゃん?
これは気合入れてバラナシのでっけーブラウン管越しに気合送ってさ。
その時はたしか40度くらいの気温だったんだけど間違いなく俺達の周りは60度くらいだったね。
そしたら奴は突然現れた。
奴って言っても名物の停電のことなんだけど。
そっからは妄想で応援しててね。
中には、1号君!俺、メディテーションヨガで鍛えてるからパワー絶対届いてますよとか勢い良く語ってくれた年下の子がいて、おーこいつは良いよね、多分通じてると思ったよ。別のなんかと。
あの試合の結果は知っているが、最後の何分か見ることが出来なかった。
今後も見ることはないだろう。
そのままガラムマサラの香りに包まれて就寝したあの日から遡ること更に3ヶ月くらい。
俺はタイにいた。
赤と黄色が三越前でバチバチやって死人や怪我人が出たとか出ないとか。
カオサン近くの俺は南京虫との戦いの次にデモを面倒に感じていた。
サクッとバンコク楽しんで久々にパンガン島へ行こうと思っていた。
ゴアもパンガンもイビザもピークは大昔。
90年代頭なんて小学生だし行けるわけない。
生まれた時代だけはどうにもならん。
先輩がBAD BRAINSやフェラクティ全盛期を観た話なんか羨ましくて仕方がなかった。
けど、その先輩の更に上の先輩はWoodstockでジミヘンとWHO観てて羨ましいってさ。
こんなん堂々巡りだぜ本当に。
そんなもんだよね。
パンガンの話だった。
色々あって毎日笑ってたけど本当に楽しいダメ人間のエピソードは友達と飲んでる時の鉄板ネタとして俺の心にそっと閉まっておこう。
とりあえずキムって名前のDJがやってるカフェの近くにある、タイの女の人と結婚したヨーロピアンが作るジャンベやら口琴売ってる楽器屋があってさ、そこで俺はまたガネーシャのTシャツをなぜだか買って今も大事に着たりしてる。
グリーンカレーみたいな色しててね。
昔は危険第一、安全第二だったけど、2号と久々に行った時は死なない程度に遊んできた。
俺も大人になっていた。
なんかお腹空いてきた。
カレーでも食うか。
今日のレシピ
【鴨カレー】
材料
鴨 スーパーで売ってる奴150〜200gくらい
にんじん 2本
玉ねぎ 1〜2玉
にんにく 2かけ
バター 少し
ごま油 太らないくらい
カレー粉(市販のルーでも可) とろみがつくレベルの量を適時入れる
ガラムマサラ 小さじ2
チリペッパー 小さじ1
クミン 好きなだけ
作り方
- 野菜は洗っておこう!
- 野菜はみじん切りにしよう!
- 鍋にバター入れて玉ねぎを炒める
- その間ににんじんは軽くチンしておく
- 玉ねぎの色が変わってきたらにんじん入れても少し炒める
- 炒めたら皿に移す
- 鍋にごま油入れてクミンを入れて火にかける(鴨から油が出るのでダイエット中なら油をキッチンペーパーで拭いたものを鍋底に塗るくらいで)
- 鴨を炒める
- 美味しそうな感じになったらカレー粉とガラムマサラと野菜を入れていく
- さっと赤ワイン入れて混ぜていい匂いに
- 水を様子見ながら入れていき好みの緩さにしていく
- 40分弱火で煮て出来上がり
- 寝かせてもよし、うどん入れてもよし!
合うお酒は赤ワイン、日本酒。
意外と俺はラムにソーダとレモンぶち込んだのも好き!
好みは自分で見つけろ!!!
アスパラ入れても美味しい感じ。
料理なんてみなさんのお好みで。