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TRIP(旅・散歩)+RECORD(記録) ロジャーと言えばミレット。海賊王ではない。

4日目:盛岡~陸奥湊~三沢【寒立馬に会いに行こう!】【14・15町目】

火曜日

5:30起床

 

今朝も移動が長い。

この北海道東日本パスは鈍行しか乗ることが出来ないので、

ちんたら進んでいく旅をメリットと感じるかどうかで価値が変わってくる。

要は7日間きっちり使いきれる人だと非常に魅力的な切符なのだ。

まずは身支度。

7:00になってレストランへ向かう。

 

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今朝もばかすか飯を食う。

レストランの窓から見える通勤途中のサラリーマン。

 

雨が降りそうな空模様だからか少し足早に見える。

我々もちんたらしていられない。

ご飯もしっかり食べてごちそうさま。あと、盛岡に別れを告げなければ。

 

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確かに雨が降りそうな感じだ。

これから行く八戸、三沢は晴れているのだあろうか。

ここぞとばかりに天気に祈りをささげる。

今日はJRではなくIGR(いわて銀河鉄道線)で八戸まで行き、途中の二戸から青い森鉄道というものにかわる。

 

ちなみにこの路線でも北海道東日本パスは利用できる。(青春18きっぷでは制約がある区間だし気にせず乗車できるのはこの切符の良いところ!)

 

 

駅に着くとJRとはIGRの改札はちょぴっと離れている。

といっても3分くらいのところなので直ぐに着く。

 

3分で着くんだけど朝8時からお土産屋はオープンしていて、

地酒や地ビールの魅力的な誘惑に寄り道ばかりしてしまう。

実際買っちゃうしね。

 

ようやくIGRの改札を見つけたーー!

 

 

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懐かしの有人改札を通る。 

明らかに旅行者である我々に駅員さんが親切マックスで助言をくれる。

『青森行きは0番線ですよ。』

 

ありがとう駅員さん!迷わず行くよ!目の前だけどね!

てか0番線?

初めてみたぜ!0番線!

なんか普段とは違う場所に連れてってくれるんじゃないかって勝手にテンション上がる。(実際は旅行者はもちろん、通勤通学で使われている感じでした。)

 

0番線ってのは、どうやら1番線よりも手前に路線を増設した際につけるらしい。

なるほど。また1つ賢くなった。盛岡で。

 

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0番線ホームに到着すると線路上に風鈴が。

仙台に行く途中にも何箇所かあったけど、これ良いね。

風が吹くたびに風鈴が鳴り響いて本当に涼しく感じる。

 

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10分位したらお目当ての電車が到着。

青くてかわいい。マスコットはモーリーとかいうらしい。

 

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無人駅では乗車券を先頭車両で渡すシステム。

そろそろ見慣れてきたぜ。 

 

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こっから2時間電車乗りっぱなし。

ボックスシートは無く普通のシートでのんびり進む。

途中駅構内に串焼き屋があったり結構な山奥だったり面白い駅を通り過ぎていく。

八戸に着く前はほとんどの駅が同じような構造で永遠と同じ道を走り続けてるのかと錯覚した。

 

11:20

八戸到着

 

当初はここから乗り換えて三沢に直行すれば30分くらいで着く。

着くんだけど、行かない。

寄ってみたいお店があるから。

八戸線に乗り換える。

 

 

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2両編成のかわいい電車。

この八戸線という路線、利用者が年々減ってきているらしい。

今から向かう予定の陸奥湊駅は1日に140人程度しか乗り降りしないとか。

 

人が少ないからこそなのか、この八戸線おもしろい試みがたくさんあった。

 

まず土日祝になると車両がリゾートうみねことかいう洒落たのに(冷暖房完備)進化するらしい。

 

あとは予約をするとTOHOKU EMOTION(音量注意)などと言うレストランつきの特別車両にまで進化するらしい!

すごいぜ八戸線!!

 

我々ですか?

窓全開で扇風機の下、誰も乗ってこない真夏に缶ビール飲みながら出発を待つ。

これはこれで幸せ。

 

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陸奥湊駅は20分くらいで着いた。

電車の待ち時間は40分近くあった。

きっとここら辺で生活するには車が快適だろう。

20分間で調べてみると陸奥湊は朝市が有名らしい。

つまり半ドン向かえるこれからは静かなはず。

てか人がいるのだろうか。

 

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駅を一緒に降りたのは我々とまだ小さな赤ちゃんをつれた親子とババアの6人。

 

 

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イサバのカッチャが出迎えてくれた。

何だろう、ゆるキャラ?なのか。

それにしては優しく微笑むその姿に神仏の類のオーラを纏ってすらいる神々しさ。

 

カッチャは母さんだよな多分。

イサバってなんだ?鯖の種類?

手に持ってんのイカだよね多分。

困惑しつつもカッチャにしばしの別れを告げて目的地に向かう。

(※イサバ=漁場らしいです)

 

 

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盛岡での祈りが通じたのか超快晴!

あと人っ子一人いない!なぜだ!

歩くこと3分。

目的地に到着すると満員御礼。

さっきまでの静けさが嘘のように店の外までに列がある。

 

 

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みなと食堂。

めっちゃ美味いらしく。いつかの丼グランプリらしい。

せっかく青森に来たんだから新鮮な海の幸でも頂かないと。

店内はカウンター(詰めれば10名)とテーブル(6人がけくらい)が埋まっていて、店内に6人の待ち客がいた。

お昼休みのサラリーマンもいれば我々のような旅行者が入り混じり、お姉さん4人と大将みたいな人(すぐに奥に消えた)が怒涛の働きぶりでお客さんを回していた。

待っている間にいろんな味を楽しんでみたいので2号と相談してオーダーするものも決めた。

 

15分位して着席。

とりあえずビール頼んで1号が平目漬丼(これが名物らしい)2号は中落ち丼を頼んだ。

中落ちはラス1だったらしくオーダー後に完売の張り紙が。

 

丼をシェアするなんて美しくない食べ方だし色々思うところもあるだろうが、どうせなら2人で別々のものを分け合いたい。

 

期待にそわそわしながら、ビールで乾杯!

なんてしてると程なく到着。

 

 

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これが噂の平目。結構たくさんのっていて美味しそう。

 

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う、美しい!!

 

付け合せは山芋の細切りに青海苔がかかっているものと味噌汁。

 

誤解を恐れず結論から言うと中落ちのが美味い。

 

両方ともメチャクチャ美味いのだ。

平目漬け丼もチャンピオンになったのも頷ける美味しさ。

漬けダレが平目の甘さを見事に際立たせていて生卵とわさびで脇を固める。

完璧に美味しい。めっちゃ美味いーーーーー!

 

ただ、中落ち丼の戦闘力がそれ以上にイカれていた。

久しぶりに口いっぱいにマグロを詰め込めることが出来る幸せ。

とにかく最高だったとだけ書いておきたい。

 

もう少し値段をあげると更にすごい量のマグロが乗っている丼があるのも知っている。

知っているけど量と質を考えるとコレが最強に思えた。

 

冷房も効いていた(ような気がする)しビールも飲んでるのにちょっぴり汗かきながら完食!

あーおいしかった!

 

お店を出るとまだ列が並んでいた。

 

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ほーんと天気がいい!電車はあと1時間来ない。

 

 

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当然ながら朝市は終わっていてほとんどシャッターが閉まっていた。

何件かは開いていて魚とか売っているお母さんやおとうさんがいた。

はっ!これがイサバのカッチャなのかも知れない。

 

川を渡ると国道だ。

色々写真撮ったり2号と遊びながら進むと全く進まない。

 

 

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・・・・・・男山。

男山?

男山って日本酒の!?

 

 

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全く知らなかったが 男山には複数あるらしく、こちらの八戸酒造で作られている『陸奥男山』は数ある男山の中でも最初に商標登録されたものらしい。

 

www.mutsu8000.com

 

時間がないので今回はパスしたが、酒造見学もやっているらしい。

行きたかった。

ここは完全にリサーチ不足(いつも)まぁ仕方ないし電車も来るし 。

 

無人駅かと思いきや、人当たりのいい駅員さんにあいさつして電車を待つ。

みなと食堂で食事をしていた兄さん達がホームにいた。

車社会(多分)のこの近辺で電車を使ってまでビールと丼を楽しもうとしている人達がいる。

一回は行ってみる事を此処を読んでいる人達に伝えたい。

 

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八戸に行くが、三沢方面の電車は30分以上来ない。

良い機会なので改札を出てふらふらしてみる事に。

改札口では数百万個売れたらしいチーズケーキの移動販売。

駅を出るとロータリーになっていて見渡す限り何もない。

シティーセンターまでは少し距離があるようだ。

 

することが無くなったのでビール買って駅に戻る。

 

改札前にスタンプを見つけた。青い森鉄道もあるのに緑色のイカした奴。

残りページが僅かになったモレスキンにそっくりなダイソーのノートに3つ全部押してみる。

 

きれいに押せたので2人ともご満悦。

ふと顔をあげるとスタンプ用のシートがあったけど後の祭り。

 

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電車が着たので乗る。

当たり前だけど。

 

空港に行きたいのか結構中国人が多い。

三沢経由で東北の旅行だったのかな。

 

電車はボックスシートがあるのでピクニック気分でビールを飲みながら30分。

すぐに三沢駅に着いた。

 

 

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駅の地図で中心街の位置を確認。

大体2キロってところかな。

当然歩く。

三沢も暑くて毎日キツイ。

駅を背中にして右方向に進む。

程なくしてやたら安いスタンドが目に飛び込んでくる。キグナスかよ。

 

 

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100m程歩き、右折して踏み切りを越える。

すぐに小さな川と橋があった。水が驚くほど綺麗で多分飲める。

 

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地図的にはこっからまっすぐで町なんだけど。

目の前には結構長そうに見える坂道。

OK行こうか。2号とビールを飲みながら歩く。

気温のせいかビールのせいか汗がひっきりなしに出てくる。

5分くらい上るとマックスバリューがあった。

大きめな交差点があって下校の小学生と一緒になる。

 

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交差点を越えれば商店街がでてきた。

商店街だったと言っても良いくらいにシャッターが閉まっている。

平日の16時だけどこれはヤバイ。

もちろん開いているお店もあるんだけど人がいない。

我々だけだ。

 

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もう少し進むとアーケードはなくなり開けた道の脇に酒屋や雑貨とCDを扱ってるお店や美容院、刺青屋。オープニングセールしているファミリーマート

若者と米兵向けっぽいお店が並び始めた。

多分今はこっち側が動いて町が生きていた。

 

 

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更に5分ほど歩いて町のど真ん中のちょっと北らへんでホテルを見つけた。

チェックインをしてシャワー浴びてまた一杯飲む。

ちょっとお腹減ってきたので今日はスーパーにでも行こうという事に。

旅だからこそ地元のスーパーによりたい。

ホテルを出ようとすると現場系の人達がチェックインしていた。

 

 

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歩くこと3分くらいかな。

初めて聞く名前のスーパー。

なんか面白い物あるといいんだけど。

店の中はヤバイ位の寒さ。都内だと肉のハナマサクラス。

麦とホップの東北限定とか色々気取ってない限定品があると、とてもうれしい。

 

 

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わらさがあった。出世魚でもうちょっと育つと鰤になる。多分。

大サイズだからうまいは半端ないと思った。

柔よく剛を制す的な日本人のお得意な量より質とは真逆。

戸愚呂弟スタイルを貫くマルハンカウボーイは良いスーパーだった。

 

 

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夕暮れ時になってきた。

昼ごはんがまだ消化し切れていなくお腹もさほど減っていない。

けどお酒は飲みたいぽんこつ1号2号。

 

今夜は乾き物とマルハンカウボーイの蛸のから揚げとシーフードヌードルにチキンカレーの缶詰いれて食べよう!

 

せっかく持ってきたんだから。

 

【本日の酒】

瓶ビール

缶ビール(地物3缶)

麦とホップ東北

ハイボール

【本日のごはん】 

朝 バイキング

昼 みなと食堂(平目漬丼・まぐろ中落ホタテ丼)

夜 自炊

 

【本日のお宿】 

 

今回のような安さに焦点当てた旅では宿にサービスは求めない。

部屋も小さくてかまわない。

お湯のシャワーが出て、とりあえずの冷蔵庫とベッドがあれば文句もない。

いつも、その面持ちで行くのでがっかりする事は何もない。

 

はっきり言ってここは当たりだった。

 

くじ運がいいのは1号の持って生まれた能力なのだ。

 

 

青森県三沢市プリンセスホテル三沢

 

三沢駅から歩くと20分。

駅から中心部までバスは多分出ています。

 

フロントで当たり前のように車のナンバーの記入項目に印がついていて驚いたけど、仕事で利用される方も多く大抵の人は車で来られるようだ。

 

今回泊まったのはアネックス館という別館。

パッとみ大人しめなラブホテル。もしくは90年代のライオンズマンション。

 

 

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近隣にコンビにが2件(サンクスとオープンしたてのファミマ)あり。

飲食街、スナック横丁、バーにパブ。何でもあるので何も困らない。

部屋は非オートロックなので必ず施錠してね!

冷蔵庫は正直冷えない。冷えないけれど製氷機の無料サービスがあるのでウイスキー飲むのには最高の設備。

コインランドリー(洗剤つき200円)と乾燥機(30分100円)がある。

未使用だったけど盛岡と同じものだったので、もしかしたら温度低めで乾くには2回転必要かも。

 

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特筆すべきは朝ごはん。パンが絶品。

クロワッサンとデニッシュしか食べてないけど、どっちもバターの香りに表面サクッと中はもちっと食感で味も濃厚!

ホテル朝食バイキングの時だけ、なぜかパン好きの2号(特にクロワッサンにうるさい)は、なんでこんなにおいしいのか最後まで頭を悩ませていたようだったけど。

 

とにかくおいしかった!

 

 使いやすく立地も我々には完璧だったのでとても重宝した。

コスパ良いのでオススメです。

 

 

 

 

 

【本日の出費】

宿屋 4600円/2人(じゃらんポイント1500P使用)

みなと食堂 2800円

コンビニ 486円

マルハンカウボーイ 685円

合計 8571円

残金 28720円