箱根からの名古屋。名古屋と台北【17町目】
今月、箱根に行く。
夏にも箱根に行った。
この前の夏は各駅電車で行った。
色々と理由があってなんて事は無い。ただ金が無いのだ。
朝早めに起きてサンドイッチ作って、俺は10ℓくらいの小さなバックパック。
2号はハイキング用の30センチ幅くらいのサブバック。
新宿へ出るくらいなら、いっそのこと下北まで歩こうか、なんて話になって朝から30分歩く。
外は快晴。気持ち良い位に空は青くて、ご他聞にもれず酷暑。
超暑いんだけど30分なんてあっという間で、すぐに駅に着く。
小田急のホームは地下深い、けど明るい。
1時間30分くらい学生やサラリーマン、デートに行く途中の女の子とか色々いて、2号と話なんかしていたら、あっという間に小田原に着いた。
小田原から箱根に行くには箱根登山鉄道というのに乗る必要があって、これが意外に高い。
高いといっても、値段設定は普通だし安くないという感じなのかもしれないんだけど、高い。
今回の箱根の目的は湯葉丼。
前から気になってたんだよね。
箱根はしっくり来ない名産品がやたらとある。
温泉、温泉饅頭、自然薯そば、かまぼこ、つけもの、わさび漬け、エヴァンゲリオン、何故かコーヒーに蜂蜜なんかも大手を奮って駅前に名産として顔を連ねている。
で、今回の目当ての湯葉。
なんで湯葉?って感じだけど名産品なのだ。
直吉というお店へ行く。
店の外には足湯があって子供や女性が楽しんでいる。
お店の玄関をくぐるとすでに人の山、やま、山。
入り口の横に整理券を発見するマシーンとMasked Intruderのアメリカンポリスにそっくりな店員さん(わりとマジで似ている)が説明してくれる。
とりあえず40分待ちらしいんで整理券もらって順番が近付いたら携帯に電話してくれるらしいんでブラっとすることにした。
しばらくすると電話が鳴った。
味気ない音声通話でもうすぐだから遅れないようにね!って。
お店に戻って扇風機だけの玄関でそっから30分待った。
予想以上に回転が遅かったみたい。
ようやく呼ばれて店内に入ると箱根の清流ばりに涼しくて快適。
ラッキーなことに窓際の席で、川をちょぴっと覗きながら食事が出来た。
とりあえずエビスの生があるってんで2杯頼んで湯葉刺をもらった。
1口食べて名物だと直感した。
なんで湯葉?とかいってすいませんでした。
美味しい。
湯葉丼もやってきた。
とんでもない高温で煮えたぎってきたコイツがまた美味い。
あっという間に食べ終わって窓の外を観ると人力車。
これもしっくり来てない名物だったけど、今はなんかアリな気がした。
会計済ましてあとは温泉三昧。
翌朝ホテルのバイキングで自然薯食いまくって家に帰る。
家に帰るんだけどやっぱ1泊の旅行は物足りない。
だから、準備していたのだ。
続きを。
家に帰って仮眠を取ったら深夜バスで名古屋へ行く。
家に帰ってからの計画は完璧だったんだけど、帰る前に早くも下北で降りて駅前の餃子屋で一杯やっちゃう。
そっから家に帰ったのは15時くらい。
洗濯して仮眠を取ると21時になっていた。
洗濯物も半分くらい乾いていて、下着の代えを新しくして準備をした。
煎餅とウイスキーを2人で飲んで23時ごろに出かける。
夜の散歩は気持ちが良いしワクワクする。
酔っ払って帰る人達を尻目に新宿に向かう。
我々も酔ってはいるんだけどね。
バスタにつくと人が多い。これから出かけるのか、帰るのか。
バスで寝るのは久しぶりで高速の合流レーンの下のぼこぼこがスゲー揺れてびびる。
びびったんだけど気が付くと寝てて、起きたら名古屋だった。
ささしまライブって変な名前のバス停で降ろされる。
コンビニでトイレ借りて歯も磨いた。
本当は名古屋モーニングを堪能しようと思ったんだけど、朝6時前じゃ早すぎてどこもやってない。
唯一開いてそうな朝市に行くことにした。
この後はひたすら食べまくるという日帰りらしい10時間を駆け巡る。
そしてここからは記憶もあいまいで写真だけが頼り。
中トロ丼
市場から出ると次はモーニングを食べに地下鉄1日券を購入し八百屋へ。
ジュースを頼むとこれがまず通された。
ジュース(いちごとマンゴー)
腹ごなしに謎のアスレチックへいき1分くらい滑れるコースターで遊ぶ。
腹が減ったので餃子と台湾まぜそば。これは激辛で2号に頼った。
また移動して途中で出会ったエクストリームノイズテラー(写真右)
名古屋駅に戻り散歩をすると名古屋は地下街が広い。そして非常に整備されていて面白い。地上出口は○○号と数字で分けられていて何処かと似ているなと変な気持ちを2人で歩きながら台北と全く同じだったと気が付いた。
台湾ラーメンといい地下街といい何か縁でもあるのだろうか。
興味があったけど時間もないんで調べずに次の店へ。
名古屋コーチンを食べていなかった。
から揚げも食べた。
そのあとスーパー銭湯で汗を流しビールをまた飲んでもう一度名古屋駅近辺に戻る。
どて煮や味噌おでんを食べてバスの時間がきた。
さくら交通のマッサージ付きのバスが1人4000円もしなかったのに超快適で速攻で就寝。
朝起きると、カラスと旅行者がチラホラのバスタから家路を目指して帰るところだった。
とにかく名古屋はビールばっか飲んで飯も美味いし良い街だった。