今日の1枚『CITY HUNTER/DEEP BLOOD』(2018)
トラックリスト
1 Watching Blood Darken
2 Living Nightmare
3 Bind Torture Kill
4 Beyond Recognition
5 Crimson Streets
6 Dark Descent
7 Open Season
8 Silhouette Of Death
9 Dying Out
10 Stab And Repeat
11 Slow Death
12 Hollow
13 Schizo
14 One By One
ようやく聴くことができまっした。超スケアリー。恐怖。凶悪。すげーーって感想だけでっす。
マスク被ってるやつにロクな人間がいるわけないって持論に間違いはなかった。
サングラスで素顔を隠すと人は強くなった気になれるんだけど、これはもう別の次元。
なにこのライブ。何か手に持ってるし怖すぎない?暗すぎない?もう少し明るいと助かるんだけど。
マスクも暗くて良く分かんないし黒くてテカテカでとても恐ろしい。
マジでホラー。絶望というか悲劇。トラジディー。
14曲あっという間に終わりまっす。18分もあったの?という感じで余計な事はしておりません。
1曲目から不穏なギターが段々と追ってくるような感じでテンポアップしてきたら、煽るように極悪なボーカルがまくしたてる。
意外とキッチリしているドラム。この音のデカさは間違いなくハードコアのドラム。凄くいい!全力疾走で良い。とは言ってもギターの方が目立った。アラームのように定期的におっかないギターは快感はないものの何か心に残るものがある。
ボーカルはかなりの極悪ボーカルなんだけど違和感があってハードコアっぽくないんだよね。チッリチリのブラックメタルバンドだよねこのスタイル。
あと、歌詞は血が滴ったり、肉を切り刻んだり、止められないパレードオブバイオレンス。拷問。その他もろもろ残虐拷問ブルタルって感じで非常にこえーーーよ。
そういうのも含めて非常にカッコ良く、パッケージ全体からダークで怒りまくっているバイオレンスで恐怖のどん底に落としてやろうと演奏しているのが感じられました。そこに古き良きハードコア感もミックスしてL型エンジンからガボガボ吐き出ていまっす。
個人的な感想ですが、この音をメッチャクチャカッコ良く演奏するとHHIGになるんだなと思った。たった今思ったので違うかもだけど、似てない?このハードコアのドス黒さみたいなの。
20年前の音楽と比べるのもどうかと思うけど、そう感じた。
発売元のYouth Attackってチャールズブロンソンのレーベルだよね。こういうバンド出すのが分かる気がする。彼らはキャッチーな部分こそあれどこの全力疾走感は似ている。
HHIGやチャールズブロンソンを感じつつも最新型。
これが温故知新ってやつなんでしょうか。
ちなみにデモテープのアートワークを見るとマスクが毎回違っていて、その都度別人格になってるのかなぁ。それとも1人の凶悪な男が毎回マスクを変えているのか。
とりあえずおっかない。
めっちゃ良いでっす。個人的にはもう少し楽しい感じでも良いよ。俺はぬるいからね。
そんじゃまた。
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