TReC

ロジャーと言えばミレット。海賊王ではない。

今日の1枚『Millencolin / SOS』(2019)

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トラックリスト

1 SOS

2 For Yesterday

3 Nothing

4 Sour Days

5 Yanny & Laurel 6 Reach You

7 Do You Want War

8 Trumpets & Poutine

9 Let It Be

10 Dramatic Planet

11 Cavemans Land

12 Carry On

 

約半月続いた俺のモンゴルブームを打ち砕いたのはやっぱり老舗だった。

うおおおおおおミレンコリンの新作だぜええええええ!

4年ぶり?前作もまぁまぁ良かったけど今作の方が全体的に軽くなった気がして俺は非常に良いと思ったの。肩の力抜けたというかそんな感じ?

 

T1はこれぞミレンコリン節っていう北欧濃厚泣きメロ全開で良い。ペニーブリッジを思い出すってのは褒め過ぎ?

T2はシタールと鬱々としたコーラスなんかも入ってきて面白い構成。もう少しポップだとホームフロムとかに入っててもおかしくない。

T3もミレンコリン節炸裂過ぎ。1stの頃からこういう熱血でエモい曲書かせたら北欧一だと俺は思っていたよ。

T4が個人的にこのアルバムで1番好きかな。ギターの入れ方とかは最近のミレンコリンだけど何か2ndからペニーブリッジあたりまでの気持ちがこみあげてくる。Sour days=鬱憤のたまった日々って感じ?ちょっと俺の語学力だとあれなんですけど。

T5は最近のミレンコリンって感じでまぁまぁ。好きだけど。コーラスがエレクトロしすぎてちょっと苦手。

ここでも懐かしい感じのメロディーで大興奮なT6。二コラは声が少し若くなったような気がする。こういうミドルテンポのメロコアやらせたらやっぱ世界トップクラスだよ。申し訳程度のギターパートも正にって感じでこの曲も非常に好き

T7はホームフロムホームに入っててもおかしくない。というか入ってたべ? キャッチーな曲。

T8はMillencolinの悪い癖が出ている曲。ちょっとメロディから演奏までコッテリしすぎてる。味付けが濃くなりすぎると聴きづらくなるのは良くあること。

T9の歌いだしは何かに似てると思ったんだけど、日本のOiバンド大将の2ndアルバムの曲だ! そっから力強いサビに流れていくパンクソング。

T10なんかはモロに前作の流れというかポップなメロディなんだけどフックがどっかないというかグッと来ない。どう聴いてもMillencolin節なのだけど。なんだろうね。

T11盛り上がりがいまいちでパッとしない。ちょっと中だるみかなーー全然好きじゃないかも。けどMillencolin節。

T12分厚いコーラスと大人ギター。新しいMillincolinって感じ。30年の集大成。良い曲。

 

って感じでした。20年くらい前を思い出させてくれるような童心に帰れる曲が多く全体的に非常に良かったのではないかと思いまっす。

もちろんバンドとしては前に進んでいるのでいて新しい方向性もカッコよく上手くバランスが取れていた。