レコ屋
ライブハウス、クラブ、それに近しいカフェはヴェニューなんてものは増えてきている。
反面、レコード屋がどんどん潰れている。それぞれの街のローカルなバンド、ラッパーやDJなどの作品は影を潜め、現場に行かないと体験できないのが現状だ。
現地のシーンにとっては素晴らしい事だと思う。実際の音に触られるのだから。
ただ、我々のようなフーテンにはキツイ。毎日イベントがあるわけではないので常に国々の新しい音楽に触れ合うことが非常に難しい。
もちろんSNSやブログなどから情報収集しているのだが滞在期間が決まっている以上ピンポイントな旅は難しい。
そんな時にレコ屋があった時は助かった。実際に触れることは出来ずとも音源として、アートワークやパッケージなどから、その国の色んな物を感じ取れたので。今回の旅で昔あったはずのレコ屋が三軒も潰れていた。ライブで音源やマーチを買うのが最大のサポートだと言うのは理解しているが、それ以外では音すら聞けないというのは悲しい。ダウンロードや、一部のアーティストのみのレコードだけしか手に入らない現状に少し不満を思った一日だった。
※もちろん、いまだに健在の素敵なショップもたくさんあるよ!