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ロジャーと言えばミレット。海賊王ではない。

尻矢崎灯台と寒立馬

5日目は本当に長かった。

長く楽しい1日だった。

kumabeer.hatenablog.com

 

久しぶりに馬様と戯れる2号。

 

本当にいい場所だったので多くの人に行ってもらいたいぜ。

 

ーーー

ここからは尻屋崎灯台とその詳細 。

 

青い空に灯台の白がきれい。

 

ここは青森県下北半島にある尻屋崎灯台

入場は無料。ここには寒立馬という馬が群れで暮らしている。

立馬青森県の天然記念物らしい。

過去には頭数が激減し、保護活動により40頭くらいにまで回復しているよう。

 

 

立馬(かんだちめ)は、青森県下北郡東通村尻屋崎周辺に放牧されている。厳しい冬にも耐えられるたくましい体格の馬である。南部馬の系統で足が短く胴が長くて、ずんぐりしている[1]。現在の形になるまでに、ブルトン種などの外来種との交配がなされた

概要

放牧されており、観光道路を歩いていることもよくある。寒気と粗食に耐え持久力に富む農用馬として重用されてきたが1995年(平成7年)には9頭まで激減した。しかしその後の保護政策により40頭ほどに回復した。寒立馬及びその生息地は青森県天然記念物に指定されている。

かつては「野放馬」と呼ばれたが、昭和45年(1970年)に尻屋小中学校の岩佐勉校長が年頭の書き初め会で、「東雲に勇みいななく寒立馬 筑紫が原の嵐ものかは」と詠んで以来、「寒立馬」と呼ぶようになった。「寒立」はカモシカが冬季に山地の高いところで長時間雪中に立ちつくす様を表すマタギ言葉で、冬季、寒風吹きすさぶ尻屋崎の雪原で野放馬がじっと立っている様子がそれに似ていたことから「寒立馬」と詠んだ。

尻屋崎周辺は冬期閉鎖され、アタカと呼ばれる放牧地で冬を過ごす。

なお、寒立馬は農用馬扱いであり、所有者である東通村青森県畜産農業協同組合連合会が主催する市場[へ食用(馬肉用など)としてセリに出陳している。

 ※Wikipediaより引用

 

近くを観光するならぜひおすすめしたい場所。

 

場所: 〒035-0111 青森県下北郡東通村尻屋

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立馬の放牧時刻:日中

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4月1日~4月30日 8:00~16:00

5月1日~11月30日 7:00~17:00

 

※冬期間(12月1日~3月31日)尻屋崎は閉鎖

立馬は、1~3月の間アタカという地区で放牧。

 

アクセス:車かバス(下北より)

 

(夏期)尻屋崎

むつバスターミナルより下北交通バス尻屋線で尻屋崎下車/運行期間5月1日~10月31日

(冬期)  アタカ 

尻屋バス停より徒歩20分

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下北交通HPより引用”

 

駐車スペース/トイレ有り 

食堂(寒立馬グッズを含めおみやげの販売も有り)

汚れてもよい服、履物で。

日除けになるような建物などは無し

夏場だと日差しはかなり強いため日焼け必須。

加えて、アブにイラつく馬の動きに注意が必要。

 

以下は訪問時の様子、

 

その日の日差しはとても強い。けれど眼下に広がる海に反射して美しい。

半ば強引に東北ツアーを決行の形でこの場所をプランに入れて進めてきたがついに、ついにここへ来た。

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ずいぶん前に、出先で鉄道会社の時刻表を見ることがあり、そこに載っていた写真が知ったきっかけ。

 

しんしんと積もる雪の中、佇む馬の群れの写真。すぐに心を奪われた。

加えて、「かんじきを履いて寒立馬に会いに行こう!2月開催」確かそんな内容だったと思う。

 

そんな場所があることに驚き、いてもたってもいられず、オロオロしながらも灯台へのアクセスをすぐに調べた。たぶん不審な動きでしたよ。

 

東京からの手段を確認して、どの季節がいいかな。

青空、白い灯台、馬の群れ、

すぐに決まった。夏だ!夏に行こう!

 

 

それからどれくらいかかったかな。

この日が来た。

 

興味がない分野への同行願いは気がひける。

が、1号はすぐにおっけー。

なんでも興味を持ってくれるのはありがたい。

 

 

灯台への道にゲートが現れる。

通過してからは徐行運転で、

馬が自由に放牧されているから気をつける。

すぐに灯台が見える。

整備された道路上のそこここに馬のフン、この辺りにいることもある気配。

 

灯台の方へ歩く、まだ馬はいない。

今歩いているのはきっとほんと地図の端っこ。

 

お昼前、人も少ないからかとっても静か。

左に灯台、右にバス停と食堂がぽつんとある。

全然新しくないのが可愛い。

(実際にバスの発着は見ていないため、ここに停まるのかは不明。)

 

 

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その先に群れている馬がいる。

数十頭くらい。

 

静かに近づいてみる、人には慣れているとネットとかであったように記憶。

寄ってはこない、が逃げもしない。ただ静か。

群れの中には2頭ほど仔馬がいて

それぞれ傍らには母馬が寄り添っている。

餌の販売とか、仕切る人はいない。ただ馬がいて時間が流れていく。

 

観光客の一人が、持参したにんじんをとり出す。置物かと思った1頭がすぐに反応。

巨体だから少しの動きでも迫力がある。

すぐに完食、にんじんをくれる人と認識したのか後をついていく。が、その人はそのまま帰ってしまった。じーっとみつめてから、諦めたのかこちらへ引き返す。

たまーにこうやってにんじんなどをもらうからか、人の持つ袋→良いものがあるという認識があるよう。

 

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 そのときの後ろ姿。

 

音もなく背後へ周り私の肩がけバックを探りに来るのはもう少し後。

 

こうやっていろんな馬を観察したりして

滞在することどれくらいか、

寂しいけどここらで引き上げることに。

 

 

駐車場へ向かう途中で振り返ってみた。

同じ光景だった。

静かな時間がただ続いている。

またいつか来れたらいいな。

 

キラキラした海と馬の群れの中に入って、楽しい思い出になりました。

 

何時間もほんとにありがとう1号!

腕が真っ赤だよー。

 

さー三沢へ戻って探索だ。