12月に聴いたアルバム
昨年末に年間ベストなるものをまとめてみたんんだけど、旧作多めの感じで今感に欠けるものだった。
せっかく始めたんだから今回から月間のベストを10~20くらいでまとめてみようと思い始めてみることにしたのでっす。
順位などはつけないのでとりあえずのセレクトって感じ。
基本的にはパソコンのiTUNEからBluetoothでスピーカーって形態で聴いておりまっす。
2018年の12月の15枚くらい
Gramatik / SB5
NYのヒップホップユニットだったはず。
で、目下最新作で、彼らの作品のほとんどがフリーで配信されている。
これはトラップ(トラップステップ)ぽいインストアルバムでエレクトロなビッグバンドとモダンなソウルを鍋に入れて、中火のブレイクビーツでかき混ぜたら、ほら出来上がり!って感じ。
キャリアも長いし安心して夜酒飲みながら聴ける。
Whodamanny / T.C.P.
イタリアのアーリーサウンドというバレアリックなレーベルで活躍しているWhodamannyって読めないんだよ畜生。フダマニーって感じ?
まぁいいや。芸能山城組ばりのガムランが鳴ったり、70年代なシンセソロが絡んでくる実験的なパートから突如として踊れるバレアリック流ダンスミュージックが出現してきて面白い。イタリアってディスコ好きよね2019年の今でも50年くらい。
これも酒が進む。飲めないけどジーマとかだよね。ジーマ飲まないのでモダンタイムスのIPAでもいける。
Dave Smalley & The Bandoleros / Join The Outsiders
あれ、めっちゃ良いじゃないの!何かデイブスメリーすっげー活動してるね。去年はこれ、DBL、Dont Sleepって3バンドで新作を出したって事か。
正直DBLがいつも通りだったんだけど落ち着きすぎちゃったんで、うーんて感じだったんだけどコレめっちゃいいじゃん。情報まったくわからないこのバックバンドが勢いあって大変よろしいしアルバム後半ボーカル変わってるし面白い。古き良きパンクロックなんだけど最新版。温故知新てやつだね。ていうかデイブの旦那の初期衝動はいつ無くなるんだろう。Dontsleepもメッチャ良かったし。
davesmalleythebanoleroslrr.bandcamp.com
WAAJEED / From the Dirt
デトロイトのヒップホップの人じゃなかったっけ?まぁそんくらいの印象でして全然詳しくないのですが、非常に良いじゃないのこれ。メロウだしソウルフルで黒い感じのディープハウス。いや、何かエレクトロポッピーな感じもするけど無機質な部分もあるしテックハウス。どっちがどうなのかなんて分からないけど、聴いた俺が決めればいい。
これもね夜が良いね。
Art Brut / Wham! Bang! Pow! Let's Rock out!
いたいた、こんな名前のバンド!けど実は初めて聴いた。キャリアは長くてもう15年もやってんだね。なんていうか汗臭いロスキャンペシーノスって感じか、いや、もっとネットリしていて、文化部のクローハンマーという感じもした。アートパンクていうらしんだけど、良く分からんわ。なんていうかモッサリロックだな。何故か何度も聴いてしまうインディーロックあるある。
Matthew Moore & Michael Holt / Braekfasts Beats
2人とも誰だか全く知らないんだけど、実に良いアルバムでっす。
ラウンジというかチルアウトというか、とにかく聴きやすいね。カッティングギターとシンセの爽やかなバレアリックサウンドでジャケみたいな感じのアルバム。
ただアルバムが進むにつれて、朝ごはんにしてはイタリアンなディスコ色が強すぎるんで、ランチタイムビーツまたはブランチタイムって感じよね。キッシュと白ワインとか飲みながら聴いているの。貧乏人のくせに生意気だね。年間ベストに入れ忘れたものその①。
Youth Killed It / What's so Great, Britain?
本当に申し訳ないんだけど、上のArt Brutとすごく似ているバンド。もう少しだけ可愛い感じなんだけど、最初はシャッフルで聴いてたので全部Art Brutだと思った。あれボーカルちょっと歌うようになったかなくらいに。可愛い曲の場合メンバーのルックスに期待できないという伝統的イギリススタイルなのか気になってHPでご尊顔を拝見すると、やっぱりメンバーは野獣みたいな見てくれで、久しぶりにヤムヤムズの呪いの再来かと思ったわ。ありゃノルウェーか。
Ella Mai / S-T
名盤。
完全に90年代のR&Bのリバイバルというか超絶リスペクトを感じる。
ていうかこの子めっちゃ歌上手だな。ご両親がエラフィッツジェラルドからとってエラにしたって、名は体を表すだな。名作でっす。
V.A. / Staff Selections 2018
BBEていうイギリスにあるレコ屋兼、レア盤リイシューも良くやるレーベルなのかな。そこのスタッフセレクション。
これも非常に素敵なコンピで、2018年の総決算という感じで大変よろしい。
ディープハウス、ソウル、ジャズ、ディスコ、ジャズ、和ジャズをもれなくコンパイルしている。
BBEからリイシューされた松風鉱一トリオのアルバムの1曲目も入っている。
ながら聴きには贅沢かもだけど、通しで聴くと2時間半もあるから酒でも飲んで、楽しく聴こう!ムーディだぜ。
Alessia Cara / The Pains Of Growing
これも超かわいい。
今年はサマソニにも来たらしいし、飛ぶ鳥を落とす勢いって奴よね。
曲がどれもこれも良い曲揃いだし、周りの大人がキチンと一発で終わらないようにサポートしてくれてるね。
Summer Salt / Happy Camper
12月というか年間ベストに入れ損ねたその②
9月のストリーミングからメチャクチャ聴いていて、昨年の年間ベストの8位にするつもりが、なんか記事書いている間に入れるの忘れていたので急遽こちらに入れるの。
最高にドリーミーでLo-Fiでピクニックに最高なアルバム。こういうインディーロックというかポップは大好きだし、何よりタイトル曲が素敵すぎる。
超名盤だぜ。転がってビール飲みながら聴くと超最高。今回の15枚でダントツ。
Tommy Cash / ¥€$
これもヤバイ。ポスト・ソビエト・ラップという単語がまずヤバイ。2枚目かな。
一応エストニアのラッパーなんだけど、ジャンルレスなビートにアフォっぽいラップはダイアントワードを初めて聴いたときと近い感覚に陥る。
アフォなんだけど、とことん悲壮感漂うこの感じが、東欧のそこら中に転がっている無名のサグライフの煮凝り見つけちゃったって、正にそんな所でっす。
中毒性がとても高い。
John Tejada / Live Rytm Trax
今年しれっと来日していたらしいジョン・テハダ。Tシャツ作ったり集中するときに聴くと非常に良い。
バキバキのヨーロッパテクノ。
The Prodigy / No Tourists
何枚目?2曲目聴いた時に相変わらずのプロディジーで安心した。
音は新しめなんだけどやってることは20数年変わらんって偉大だわ。
Sean K. Preston & The Loaded Pistols / Forgive
知らなかったんだけど、ブルースとカントリーとパンクをごちゃ混ぜにした感じ。
けど、ソーシャルディストーションみたいな極悪な漢って感じではなくもう少し正義のカウボーイチックなサウンド。多分好物はガンボだなこりゃ。
ふーーー慣れてないと疲れるね!
今回はこんな感じよ。