TReC

ロジャーと言えばミレット。海賊王ではない。

ザオラルレコード35枚目『V.A. /SKULL (2001)』

※膨大な数を売り払ったのに何故か未だに生き残っている。これは思い出として残したのか、ただ売値が付かなかったのか、もはや記憶の片隅となってしまったレコード、カセット、CD達の最後の審判をする場である。思い出として残すのか、何らかの形で処分するのか、すべては俺次第。とりあえず聴いてみて良い悪いを書く。あと思い出。

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アーティスト

V.A.(トラック参照)

タイトル

SKULL

発売年

2001

フォーマット

7'(33rpm)

レーベル

Kangaroo Records

トラックリスト

Side A

  1. Tear It Up / Number 1 Wish
  2. Real Shit / 妙蓮寺木人拳
  3. A.VO. / Miserable
  4. Outcold / It's Terminal
  5. YAWP! / Internal Political Affairs
  6. Seein' Red / Anything Is Possible

Side B 

  1. Milkman / Death Decision
  2. Milkman / Hatement!
  3. The Neighbors / Same Shit
  4. Rawride / Sakusou
  5. Creeping Jesus / Didn't Come To Make Friends
  6. Deadstare / Don't Need You

改めて聴いてみて

昨日の続編なんだけど、明らかにこっちのが面子、内容ともに良い。多分1作目が良かったからバンド増えたんだろうね。
A1のTearItUpはここらへんから活動し始めていて、相変わらずのレイジングスラッシュでギターがロックして速攻で終わってカッコいい。

A2は2作連作登場の神奈川代表リアルシットの超名曲がアナログで聴けるのはこのコンピだけ。最高のロッキンスラッシュでどう考えても少林寺木人拳。最高。

A3これまた時代にばっちりのロッキンハードコア。ドラムがスコスコ行っていて気持ちが良い。

A4こちらも連続出場というかレーベルでも単独良く出してるもんね。非常にタイトでロッキンなボストンハードコア。シンプルだけど良い。

A5はようやくスローペースの曲かと思いきや、イントロ後は暴走で休む暇なし。

A6でまさかのシーインレッド。怒り狂ったかと思ったら悲しげなリフと怒り狂うスローなハードコアパンクチューン。LARMの頃から変わらず怒りすぎじゃないの?笑 最高。

 

B1B2はオランダのレイジングスラッシュベテランのミルクマン。同郷だからか2曲も参加しているぞ!2曲とも要所要所でツーバスドッカンドッカン入れてきたり、展開のある曲で良い。

B3こいつらは気が付くと終わるポンコツスラッシュで聴き逃しがちだが非常に良い曲。実は意外とヘビー。

B4まさかの日本のロウライド。エクスクレイムばりのレイジング最強スラッシュでベースはブリブリってるし、ロッキンなリフもかなりカッコいい。何よりテンションと音圧が凄えよ。熱い!!!

B5はZEKEとか目指してるようなロッキンガレージハードコアロックンロールで気持ちが良いね。ドラムが結構正確なんだけど、かなりの爆走っぷりでドライブ感が最高。カッコつけてて良い。

B6最後はレイジングハードコア。ちょっとユースクルーっぽいモッシュパートとかむさ苦しいコーラスが少し入って終わる。

 

判決

TReCはV.A. /SKULLにザオラルをとなえた。

V.A. /SKULLはいきかえった。

全体的に非常に優秀なコンピだと思う。ロッキンな感じが強いのはカンガルーの特徴なのかっていうくらいに、どのバンドもロックなリフを用意してきている。

また聴くだろうから当然残しておきましょう!

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