ザオラルレコード36枚目『SUICIDE KING/She's Dead(1996)』
※膨大な数を売り払ったのに何故か未だに生き残っている。これは思い出として残したのか、ただ売値が付かなかったのか、もはや記憶の片隅となってしまったレコード、カセット、CD達の最後の審判をする場である。思い出として残すのか、何らかの形で処分するのか、すべては俺次第。とりあえず聴いてみて良い悪いを書く。あと思い出。
アーティスト
SUICIDE KING
タイトル
She's Dead
発売年
1996
フォーマット
7'(45rom)
レーベル
Intensive Scare Records
トラックリスト
Side A
- She's Dead
Side B
- Sick,Sick
改めて聴いてみて
NYのPunk'N'Rollバンドの作品。
そして、ツッコミどころが多々あるレコード。
まず、ジャケットが見辛い。非常に。これはピンボケではなくて、3Dメガネ対応の裸眼で見続けると気持ち悪くなるあれ。面白いと思ってんのかよ、こっちは3Dメガネなんか普段から持ってるわけねーだろ。と、思ったら中にメガネが入っている。ご丁寧にどっちが右か左かも記載されている。そこに気遣いいらねーだろと、めっちゃ笑った。
歌詞カードからメンバーは5人かと思ったら、よく見るとボーカルが歌っている姿とジャンプしている姿でダブっている。意味不明すぎてこれも笑える。
メンバーは申し訳ないが誰一人知らない。作曲はギタリストのShige Matsumotoって書いてあるから、日本人か、日系のようだ。調べてみるとダイナソーJrのツアードラマー、ジョージ・バーズがこのバンドに参加しているらしいんだけど、タイミングの悪いことにこのシングルには不参加。なんてこったい。
A1は3コードストリート風パンクチューン。ブルイサーズとかのアメリカのOiとかストリートハードコアパンクの硬派な曲を、わずかばかりアフォっぽく仕上げた曲。まぁまぁでっした。
B1はストリートパンクとロックンロールの中間くらいのハードロッキンパンクチューンでノリの良いパンク。70'sパンクmeetsハードロックなギターリフに塩っ辛い、SLAPSHOTのチョークみたいなボーカルが絡みつく。リズム隊は堅実で安定感があり、ドライブ感が良い。定番すぎるソロが気持ちいい。
判決
TReCはSUICIDE KINGにザオラルをとなえた。
しかしSUICIDE KINGはいきかえらなかった。
3Dメガネ良かったんだけどね、次聴くかって言われると微妙。
ビールと交換可。
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